人の記憶というものは、今世に生を享けたときに始まって、死の瞬間に消えてしまうものではありません。過去世何代にも渡って生まれ変わりを繰り返し、積み重ねられてきて今に至るとされています。パッと生まれパッと消えるものではないのです。ただその記憶は閉ざされており、表に出て来ないだけの話であって、魂には確かに前世の記憶が刻まれているのです。だからもしあなたが、過去世で優れた才能を発揮した人物だったのなら、その才能が実は今世では眠っているだけであり、もしそれが発揮されたときには大きな評価を得ることだって可能というわけです。あるいはもしあなたが、なにかしら大きな使命を与えられて転生を果たした存在ならば、その使命に気付いて成すことで魂のレベルも上昇することが叶うのです。ではその眠った才能を目覚めさせるには、秘めた使命に気付かせるには、いったいどうすれば良いのでしょうか。それはあなたの身近なところにいる最高位の霊的存在、守護霊に尋ねるのが最善なのです。
守護霊は、実はあなたの前世や過去世を知っているに留まらず、今世でどのような人生を送ることになるのか、運命や宿命をも知っています。あなたがなんのために生を享けたか、なにを成すべき存在で、今世の内にそれは果たして成されるのかどうか。いつ、どこで、どんな風に運命の相手と出会い、結ばれあるいは別れ、実はその相手と過去世でどのような関係にあったのか等々、守護霊はすべてを承知している存在です。言い換えれば、守護霊から未来に関する神託（託宣）を得ていれば、あらゆるトラブルを未然に回避することが出来、タイミング次第ではすれ違って結ばれないかもしれない運命の相手と、確実に結ばれる未来に変えることが出来るということです。才能を開花させること、運命を良い方向へ向かわせること、理想的な人生を送ること、これらは言ってしまえばあなた自身のそばにいる守護霊と交信さえできれば、すべて叶うということなのです。
では守護霊は、あなたを守護する存在なので、100％あなたのことを助けてくれるのか。手取り足取り、願いをみんな叶えてくれるのか。実はそうではありません。「守護霊は魂の師である」という霊能者がいますが、確かにその通りと言えましょう。褒めて伸ばしてくれることもあれば、厳しい試練を与えてくることもあります。もちろん、絶対に達成できなさそうな試練を投げかけてはきません。努力次第で克服できるレベルの試練です。つまり、その人の肉体的にも精神的にも成長を促すための試練です。しかし、人は守護霊が試練を自分に与えていることには気付きません。不幸だとか不運だとか、単に自分がツイていないと感じるだけでしょう。もちろん、意識の高い人は壁を乗り越えようとチャレンジをしますが、みながみな強い人間ではありません。達成するより前に自分の限界を設定してしまい、成功の道を自ら閉ざしてしまいかちです。ではどうすれば成功を手に出来るのか、自分の未来をハッキリと知ることが出来るのか。そこで守護霊と交信が可能な霊能者の存在が大切になってくるのです。
霊能者とは、意識レベルを霊的次元にまで高めている存在です。守護霊をはじめとした神仏霊や自然精霊などと交信が可能な能力を有しており、霊体と意識内でコミュニケーションを図ることが可能です。もちろん、霊能者にも霊能力特性というものがあって、守護霊との交信や神託の拝受を得意としている霊能者ばかりではありません。実際に電話占いを利用する際には、「守護霊」に関する霊能占術を有している霊能者に依頼するのが最良でしょう。また、なにも自分自身の守護霊について相談するだけではもったいないと言えます。気になっている相手の守護霊を鑑定の場に降霊し、あなたのことを相手はどう思っているのか、その本心や気持ち、裏表のある性格ではないのかどうか、さらには将来成功する人物であるのかどうかなど、様々なことを聞いてみることをお勧め致します。
